岡本喜八『大誘拐 RAINBOW KIDS』、観た

岡本喜八監督の映画『大誘拐 RAINBOW KIDS』を観た。Amazon プライムビデオにあったので。

原作の天藤真の『大誘拐』は大昔に読んでいた。そのため、あの小説を岡本喜八がどう映画化したんだろうと思って観てみた。といっても岡本喜八作品を観たことはなかった。日本の監督として有名なのは知っていたので、いつか作品を観たいと思っていたので、いい機会だった。

普通に最後まで観てしまった。まあ面白くはあった。うーんただ当然といえば当然だが、原作の欠点がそのまま引き継がれている。原作の『大誘拐』は問答無用でパワフルな誘拐症sつの傑作とはいえるが、そのパワフルさの都合上でもあるが、大雑把な欠点も多い。小説だとコメディとしてそういう欠点にあまり違和感がなかったように思うが、実写映画化されると勝手にリアリズムが増してしまって、欠点が露骨に目立ったように思う。

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